UFOCaptureV2 Help 2.セットアップ
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		2.2 UFOCaptureのインストールとファイル構成
		[インストール]
		配布ファイルである UFO2xx.zip を解凍してできる UFO2ディレクトリを 適当なディレクトリ(C:\Program filesなど)に配置 してください。
		その他の特別な作業は必要ありません。
		
			- 初回の起動時に必要モジュールのシステムへの登録を自動的に行ないます。
			
 - システムモジュールを置き換えることは一切ありません。
			
 - UFO2ディレクトリをシステム内で移動した場合には Operation タブの re-install ax ボタンを押して必要モジュールを再登録して下さい。
			
 - 必要な場合、UFO2ディレクトリをコピーして1つのシステム内に複数もつことができます。これによって、処理能力が十分な場合、異なる設定で複数のキャプチャデバイスからの同時キャプチャを行うことができます。
			
 - アンインストールはUFO2ディレクトリごと削除してください。
		
 
		[起動と終了]
		起動はエクスプローラーでUFO2.exeをクリックします。
		終了はUFOCaptureのウィンドの右上隅の×をクリックします。
		UFO2.exeのショートカットをデスクトップ上などに作成しておとく便利です。この場合実行ディレクトリはインストールしたUFO2ディレクトリを指定してください。
		
		[ファイル構成]
		UFOCaptureは次の2つのディレクトリを使用します。事前に容量を考慮してシステム内の配置を決めておいて下さい。
		
			- UFO2ディレクトリ
 (実行ディレクトリ)			
				- UFOCaptureの実行ディレクトリです。通常そのままご使用ください。
				
 - UFO2ディレクトリの内容は以下です。
				
					- UFO2.exe ..... UFOCaptureの実行プログラム本体です。
					
 - UFO2F.ax,UFO2RF.ax,msvcr70.dll...実行に必要なモジュールです。
					
 - *.ufi ... 設定値ファイルです。
					
						- Settings.ufi は通常起動時に毎回参照される設定値ファイルで随時更新されます。						
 - Preset*.ufi は参考用に提供されている用途別設定値ファイルです。変更しないで下さい。
						
 - その他任意の名称の設定値ファイルが作成できます。
					
 
					 - DA-ALL.bmp .... 全解像度対応の領域マスクファイルです。変更しないで下さい。
					
 - *.bmp ... 編集作成した領域マスクがこのディレクトリに格納されます。解像度別に作成する必要があります。形式を変更しなれば他のツールで編集しても構いません。					
 - Action.bat ... キャプチャ直後に実行されるパッチファイルのサンプルです。使用する場合適宜変更してください。
					
 - Help .. ヘルプファイル(本ドキュメント)が格納されています。不要なら削除しても構いません。
				
 
				 - UFO2ディレクトリの初期サイズはヘルプファイルを除くと1MB以下です。以降領域マスク1枚につき1MB程度使用します。
			
 
		 
		
		
			- DBディレクトリ
 (保存先ディレクトリ)
			
				- キャプチャ結果を格納するディレクトリで、起動後にDBタブで指定します。
				
 - DBディレクトリはWMV録画の場合1GB程度、AVI録画の場合数10GB以上使用することとなります。十分な空き容量をもった高速のハードディスク内に配置してください。
				
 - DBディレクトリには次の2つの使い方があります。
				
					- 単一ディレクトリモード (DBタブ +Y/M/D dir チェックボックス がオフ)
					
						- キャプチャ結果はすべて指定したディレクトリ直下に格納されます。
						
 - 単純ですが、長期間の運用には適しません。
					
 
					 - 年月日ディレクトリモード(推奨)(DBタブ +Y/M/D dir チェックボックス がオン)
					
						- DBディレクトリ以下に年,月,日のディレクトリを自動生成して日毎に異なるディレクトリに格納します。
					
 
				 
				 - 以下はDBディレクトリを G:\ に指定し、年月日ディレクトリモードかつ pm-am/day モードでキャプチャした例です。				
 
				- キャプチャ結果には各クリップについて以下のファイルが設定に応じて格納されます。
				
					- *.avi  または *.wmv : AVI形式またはWMV形式の動画ファイルです。
					
 - *S.jpg または *P.jpg  :  スナップショット静止画 または ピークホールド静止画 です。bmp形式を指定することもできます。
					
 - *M.bmp :  キャプチャ状況記録用 マップ静止画です。使用したマスク類の情報、長時間明度平均情報、検出点情報が含まれています。
					
 - *.xml : キャプチャ情報を記録するxml形式のテキストファイルです (Logging設定により出力されます)。				
 - *T.jpg : FTPやメールでの転送に適したサムネール用小型静止画です。
					
 - ufo*.*: FTP転送した固定名称の動画および静止画です。				
 
				 - UFOAnalyzerで後処理する場合には *T.jpg,ufo*.* を除くすべてのファイルが必要です。
				
 - 一般のクリップ名 は以下の規則で生成されています。
				
					- 形式: MYYYYMMDD_hhmmss_LXCT.s  (例 M20050418_102617_Tokyo1+S2S.jpg)
					
						- M : 固定
						
 - YYYY : 西暦年 (2005)
						
 - MM : 月 (04)
						
 - DD : 日 (18)
						
 - _ : 固定
						
 - hh : 時 (10)
						
 - mm : 分 (26)
						
 - ss : 秒 (17)						
 - _ : 固定
						
 - L : LocationID (Tokyo1)
						
 - X :  トリガ種別 (+)
						
							-  _ : 動体検出 トリガ
							
 - - : オーディオトリガ
							
 - = : タイムインターバルトリガ
							
 - + : マニュアルトリガ
						
 
						 - C : CameraID (S2)
						
 - T : 静止画種別 (S)
						
 - s : ファイル種別 (jpg)
					
 
					 - 日時はクリップの検出開始時刻です。指定により地方時の場合はUTの場合と指定日時の場合があります。
				
 
				 - detlog.csv : Logging設定時に 月ディレクトリまたはDBディレクトリに監視開始/終了時刻のログがカンマ区切りテキスト形式で出力されます。毎月の観測時間の統計や監視時間のチェックに使用できます。
			
 
		 
		
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